2011年8月25日木曜日

三十三年祭

 27・28日は葉山町一色森山社の例大祭があります。今回は平成八年に行われた三十三年祭についてのお話です。

三十三年祭は、神婚祭、または、行合い祭ともいわれ、逗子市小坪の須賀神社とお隣の葉山町にある、森山神社との間で一千年以上にわたって執り行われている神事です。須賀神社の祭神須佐之男命(すさのおのみこと)男神と、森山神社の祭神櫛稲田姫命(くしいなだひめのみこと)女神は夫婦神だそうで、三十三年目ごとに七日お泊りに行くと言う伝説を基にした神事です。ロマンですね~!この神事が何時頃からはじまったのかについて葉山の森山神社では、平成八年の三十三年祭を「第四十回大祭 森山社 三十三年 行合祭」として行われました。それが事実であれば一千三百年近くになりますが正確なところはわかっていません。 また森山神社の御輿は、江戸末期に暴れ御輿として問題になり浜に埋められてしまった?という伝説で長い間御輿が不在だったそうで、現在の神輿は平成八年大祭の時に復元された、 葱花輦型(そうかれんがた)神輿と呼ばれるもので、切り妻形の屋根に宝珠お載せた珍しい形をしています。

この神事は三十三年祭といわれているように三十三年毎に行われていて、最近では明治三十三年九月五日、昭和七年八月二十一日、昭和三十九年九月十三日、そして平成八年九月十四日に行われました。また明治以降には三日間で行われていますが、以前は七日間行われていたそうです。昭和三十九年から神輿は車に乗せられて葉山へ来ましたが、以前は担いだり船で運ばれたこともあるようです。

次回は2028年、健康であれば参加できるかな?がんばろう!

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